2008年10月12日日曜日

秋冬の定番、ヘリンボーンツィードのジャケット


 もう秋だ。秋はおしゃれに最も適している季節だと思う。夏場のようにスーツを着ていると汗がしたたり落ちるようなこともない。やはり男性の服飾においてはスーツやジャケットの胸のVゾーンとタイの柄や色彩の組み合わせでおしゃれなことを表現するのはわかり易い方法だと思う。
 冬のように外を歩く時にコートを羽織る必要もない。コートを持っている人は多いものの、スーツやジャケットの数に比べると持っているコートの数はかなり少ないだろう。従って、コートだけでおしゃれを表すのはかなり難しい。
 秋や冬に着る代表的なジャケットとしては、ヘリンボーンツィードのジャケットがある。このジャケットの特徴は万能であることだ。ヘリンボーンとはその名が示すように「にしんの骨」という意味である。日本では「杉の子編み」と呼ばれてもいる。
 ブラウン、グリーンなど、様々な色のものが出されているが、最も組み合わせの自由度が高いのはやはりグレーである。このジャケットに合わせるのは少しジャケットより濃い色のトラウザーズだと思う。中に着るシャツは何でも合わすことが可能だ。
 紺のブレザーも同様だが、オックスフォード地のライトブルーのボタンダウンシャツにストライプのタイを組み合わせるのも良いだろう。このジャケットは様々な組み合わせに対応できるが、最も良い組み合わせのベースになるのは白いボタンダウンシャツだと思う。この組み合わせはモノトーンになるので、鮮やかな色のタイを組み合わせると効果抜群である。
 組み合わせる靴はケースバイケースであるが、モンクストラップやバックスキンのデザートブーツなどが良いだろう。ジャケットなので、あまり固い印象を与えない組み合わせが良いと思う。

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